地域福祉の宝物

お宝探し(支えあいの実態調査)の取り組み

令和3年度から進めている、日々の暮らしの中の「何気ない支えあい」「支えあいとは呼ばないつながり」に目を向ける「地域のお宝探し(支えあいの実態調査)」の取り組みでは、地域の皆さんの友達付き合いやご近所付き合いなどの様子とエピソードをお聞きし、つながりを切らさない暮らしぶりが見えてきます。

暮らしの中で、人と人が出会いつながることで、気になる存在が生まれ、それが「気にかけ合う仲」となって、支えたり支えられたりする関係に発展していくこと、こうした気にかけ合う関係こそが、社会的孤立を防ぎ、安全・安心な地域を支える基本ではないでしょうか。

こうしたお宝を大切に育み、将来に繋げ、豊かな地域のつながりを維持したいと願います。

地域のお宝のご紹介

小口区 手作りのマレットゴルフ場 

2018年7月23日 13時35分

 5月、小口区民センター横の加茂神社境内の敷地内にマレットゴルフ場がオープンしました。
 区、地区社協関係者のみなさんが協力して整備した手作りのホールです。スティック、ボールは、小口区つくし会(高齢者クラブ)の会員が持ち寄り、区民センター外階段下に常時備え置き、いつ誰が使用してもいいようになっています。
マレットゴルフを楽しむ様子
 取材にうかがった日は、つくし会マレットゴルフクラブ初めての例会ということで、集まったメンバー8名で2チームに分かれ4つのホールを回り、和気あいあいとプレイしていました。
マレットゴルフを楽しむ様子
 参加者の中にはマレットゴルフ初体験の方もいましたが、周りの方たちに教えてもらいながら楽しんでいらっしゃいました。「歩いて来られるし、用具もあるから気軽に始められた。
 境内の中を歩くからいい運動にもなる。」とお話ししてくださいました。お一人暮らしの女性の方もおり、「おしゃべりも楽しいね。」と。 マレットゴルフを通して、地域の方たちが気楽に集えて一緒に体を動かすことができる場所。地域のみなさんのつながりを生み、共に健康的に活動できる、区民のみなさんにとって大切な場所のひとつになるのではないでしょうか。
マレットゴルフを楽しむ様子
 今後さらに9ホールまで作る予定だとか。楽しみですね。
つくし会の皆さん

写真はつくし会マレットゴルフクラブのメンバー

 つくし会マレットゴルフクラブのメンバーつくし会会長笠原さんは、「区がこうしたところを作ってくれて本当にありがたい。」とおしゃっていました。