地域福祉の宝物

お宝探し(支えあいの実態調査)の取り組み

令和3年度から進めている、日々の暮らしの中の「何気ない支えあい」「支えあいとは呼ばないつながり」に目を向ける「地域のお宝探し(支えあいの実態調査)」の取り組みでは、地域の皆さんの友達付き合いやご近所付き合いなどの様子とエピソードをお聞きし、つながりを切らさない暮らしぶりが見えてきます。

暮らしの中で、人と人が出会いつながることで、気になる存在が生まれ、それが「気にかけ合う仲」となって、支えたり支えられたりする関係に発展していくこと、こうした気にかけ合う関係こそが、社会的孤立を防ぎ、安全・安心な地域を支える基本ではないでしょうか。

こうしたお宝を大切に育み、将来に繋げ、豊かな地域のつながりを維持したいと願います。

地域のお宝のご紹介

紹介します! 小井川区の【男の居場所】

2017年10月3日 09時24分

男性が家に閉じこもらないようにと4年ほど前から構想を練り、
昨年発足したのが小井川区の「男の居場所」です。

会ができて1年、会員は現在37名となり、とても勢いを感じる
自主運営の男性の集いの場です。

2回将棋、囲碁、麻雀を楽しみ、2か月に1回は夜の部を設け懇親会、
他にも不定期で陶芸などの趣味活動を行っています。
一人暮らしになっても、奥さんが寝込んでもいいようにと
料理教室も行ったそうです。

参加者それぞれの特技をいかした活動のため、
しばりがなく、こらからもっともっと活動の幅が広がりそうです。
そば打ち、苔玉作り、キノコ狩り・・・小井川の「男の居場所」から
目が離せませんね。

 碁をする様子
麻雀をする人4人女性も居る。眺める人もいる。

麻雀には女性も、陶芸にはお孫さんも参加しています。

大人4人と孫一人が陶芸を囲む

夜の部は、災害についての勉強会。熱心に耳を傾け、質問が止まりません。
勉強会の様子

“小井川のシェフ”の手作り料理を食しながら、自分たちが暮らす地域について熱く語り合う姿が印象的でした。

集まって料理を楽しむ。