令和3年3月1日
西堀区社会福祉協議会
令和2年度 第3回配食サービス
令和2年度第3回配食サービスを2月18~19日に実施しました。
今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、7月に「業者の仕出し弁当」による配食サービスを実施しました。第2回目の配食サービスは下記3項目を守り実施しました。
・3密を避けるための最小限での調理メンバー、お弁当詰めメンバー構成
・広いスペースでお弁当詰め、町内別お弁当置き場等が取れるホールの活用
・高齢者においしく食べて頂ける献立の検討
第3回目も第2回目の配食サービスの3項目を厳守し、対応しました。
今回は岡谷市社会福祉協議会事務局への案内と配食担当の福祉推進員に総務担当副会長がついて、配食を受けた皆さんの声を聴いてきました。
調理メンバーを最小限にするために、前々日から下拵えを確実に行いました。
今回も民生児童委員会メンバーと社協三役ですべてを行いました。
区内希望高齢者の方に配食を行いました。
141食が区内の高齢者のもとに配られます。
60%から70%の方から要望のあるお弁当多くの方に喜んでいただいているのがわかります。
人気な理由は、元料理人の髙林芳清さんの協力があるから。
今回は、節句を楽しもうと、「目で見て楽しめるように」との思いを込めて作られたのことです。
こうした活動が、地域の見守りにつながっています。
ちらし寿司も甘辛肉団子も彩りよく食欲をそそります。
ふれあい会の12人が手際よく料理をしていきます。
年3回とは思えない手際の良さ。
「もっと作りたいけれど広さがね」
「だいこん小さいのよりも大きいのを」
などみなさんに楽しんでもらいたい。という気持ちが伝わってきます。
できたてのお弁当は福祉推進員が、各ご家庭へ伺います。
福祉推進員が日頃の様子やお話をして地域のつながりにつなげていきます。
みんなの協力で行われるふれあい弁当、次も楽しみです。
西堀地区社協の配食サービスのお弁当作りと福祉推進員さんがお弁当を届ける様子を取材させていただきました。
今回のお弁当は、秋の彩りを考えたメニューになっており、八幡神社境内で採ってきたという楓の葉が一つ一つのお弁当に添えられていました。メニューの考案、当日の司令塔となるのは、元料理人の髙林さんです。
お弁当作りの後、ボランティアさんがお茶をしながらお料理についての情報交換をしていました。そこで、ボランティアを始めたきっかけや思いについてうかがいました。
「自分たちもお世話になるかもしれないので、協力できることはしたいと思って」
「隣組の人に誘われて」
「同じ町内でもいきあわない人もいるけれど、これがきっかけでお話ができるし、お料理もおぼえられていいよ」
と楽しそう話してくださいました。
続いて、お弁当を持って福祉推進員さんと一緒に各ご家庭に。お弁当を届けながら「元気?」「困ったことあったら言ってね」「いきいきデイにもよかったら出かけてね」と声をかけにこやかに世間話をしている様子からも、日頃からの福祉推進員さんとの関係性が垣間見えたように思いました。
お弁当を心待ちにしている高齢者の方だけでなく、お弁当を作っているボランティアさんたちのつながりづくりの機会にもなっていることを実感した西堀区の配食サービスでした!
今年も西堀地区社協会長さんに声をかけていただき、七夕交流会にお邪魔させていただきました。
西堀保育園年長にじ組の25名の子どもたちと西堀区いきいきデイの参加者のみなさん、地域の高齢者のみなさん約30名が一緒に七夕飾りを作りかざりつけを行いました。
はじめに子どもたちがドラえもんの歌やアンパンマン体操を披露し、一瞬にして場が和みました。それでも子どもたちの表情はやや緊張気味。
そこで高齢者の方たちと一緒に手遊びをしたところ
あっという間にうちとけて、そこからは最後まで会場が笑顔であふれていました。
子どもの願い事を代わりに短冊に書いてあげる方、飾りつけの時高いところに手が届かない子どもを抱っこしてあげている方がいる一方で、飾りの作り方をおじいちゃん、おばあちゃんに教えてあげる子どもたち、階段でおじいちゃんと手をつなぎ一緒におりてくるこどもの姿も見られました。
参加者の男性の方は「元気でやさしい子が西堀にいてくれてうれしい」とお話ししてくださいました。子どもたちも「たのしかった~」と元気いっぱいにこたえてくれました。
地域を支えてきた高齢者のみなさん、そしてこれからの子どもたち。世代を超えて地域の人たちがつながることができるこうした機会はとても貴重な場面だと感じました。
笹は毎年地域の方が提供してくださっているそうです。 最後は全員で記念撮影
報告 片倉
西堀地区社協 第3回配食サービス配食
2月22日、23日の2日間、西堀地区社協で今年度第3回目となる配食サービスが行われました。西堀区では、西堀新道を堺に道上(4,5,6,7町内)と道下(1,2,3,8町内)で2回に分けて配食サービスを行っています。
取材にうかがった2月22日は、地区社協関係者、民生委員、ボランティアグループふれあいの会の皆さん総勢20名ほどが集まり、道上の対象者63名分のお弁当の準備が進められていました。
地区社協副会長の髙林芳清さんは、元料理人。
ふれあいの会の方たちと一緒にメニューを考え、調理にもかかわりながら盛り付けにもこまやかなアドバイスをされていました。
「高齢者の方に旬のものを食べてもらいたい」と考えられたメニューは、竹の子あさり炊込ご飯や甘酒寒天寄せなど季節を感じられるものや、鳥のから揚げにはチリソースをかけ食べやすさにも配慮されていたり、彩りもとてもきれいなものでした。
ふれあいの会の髙林満穂さんも「皆さんがお弁当を開けて『おいしそう!』と思ってもらえるように作りました」とお話ししてくださいました。
お弁当の準備にあたる皆さんも和気あいあいとコミュニケーションをとりながら楽しそうに活動されているのが印象的でした。
お弁当は、この後、福祉推進員さんによって対象者の皆さんのもとに届けられるとのことで、西堀地区社協会長の宮坂さんは、「たくさんの方が待っていてくれる。町内の福祉推進員が届けることで顔なじみにもなれる機会」と話されていました。
6月20日、西堀公会所におじゃましてきました。西堀保育園年長さんにじ組の24名の子どもたちと、西堀地区社協、いきいきデイなどの地区の皆さん50名が参加して、七夕祭り交流会が行われました。
子どもたちが“かたつむり”や“ながぐつのうた”など季節にちなんだ歌を元気いっぱいに歌い、今流行りの「エビカニクス」を踊ると会場は笑顔であふれていました。
そして、テーブルごとに分かれてみんなで一緒に七夕の飾りを作ったり、短冊に願い事を書いて、会場のステージに用意された笹に子どもも大人も協力しあって飾りつけをしました。笹は、社協役員の皆さんたちが前日に切ってこられたとのこと。色とりどりでとてもきれいな七夕飾りとなりました。
最後に、アンパンマンの手遊び、七夕のうたを歌い、全員で記念撮影。楽しいひと時となりました。
地域の方たちに見守られ、子どもたちがのびやかに活動している様子がとても印象的でした。
担当 片倉