30年以上の歴史がある新屋敷区のデイケアサービスにおじゃましてきました。
始まった当初から変わらずに、女性が集まってお茶飲み、おしゃべりをメインに活動してこられたそうで、皆さんで漬物を持ち寄ったり季節のお花を持ってきて飾ったりと参加者の皆さんで作り上げてきた会である様子が伝わってきました。
最高齢は96歳。
80代後半の一人暮らしの方も多く、みんなで声をかけ合って参加しているとのことでした。途中豆炭炬燵が気になるからと帰られる方、お昼の後から参加される方など、参加者の皆さんの生活の中に溶け込んでいる「デイケアサービス」を感じました。
「自分にできる事、役に立つことがあることが幸せ」と話してくれた、ボランティアさん。
「みんなで一体になってやっているのがいいね」と話してくれた参加者の方。
こうした言葉の中に、30年以上に渡り活動が続いてきたヒントがあるように思いました。
平成20年3月6日からはじまったというサロンあらやしき。
「男性も集まれる場所を」と歴代の地区社協会長OBや民生委員OBの10人からはじまりました。
現在は、現役の地区社協会長さんも含めた8名で活動されています。
みなさん福祉に携わっていただけあって、サロンのメンバーから雪かきや小学生の見守りの活動が始まり、その活動が区に引き継がれた経過があるとのお話も聞きました。
今でもお茶をしながら区の動きや地域の気になる方のお話しなどをして、変わらずに地域のことに対してアンテナの高い皆さんです。
他にも、新しいカフェができれば一緒にコーヒーを飲みに出かけ、話題の映画を観に行ったり、日帰り旅行なども楽しんでいらっしゃるそうです。
70代~90歳の年齢の幅を感じられないほど、皆さん自然に同じ話題で盛り上がり、このサロン活動を楽しまれている様子がうかがえました。
12月19日新屋敷で配食会が行われました。
新屋敷の配食は、今年で31年目。年8回行われていて、各町内に1年に2回は配食されるようになっているとのことです。今回は、5町内、7町内の80歳以上の方と75歳以上のお一人暮らしの方を対象に、計21名分の手作り弁当が届けられました。
地区社協ボランティア給食部の9名のみなさんが午前9時頃から調理に取りかかり、彩り豊かなボリューム満点のお弁当が出来上がりました。お弁当には、心のこもったお手紙も添えられました。
メニュー検討、食材調達、調理、配達まで、すべて給食部のボランティアさんたちで行っているのが新屋敷区の特徴です。「同じボランティアさんが毎回同じ方のところにお弁当を届けるため、その人の顔を思い浮かべてお弁当を作ることができ、その方の変化にも気づくことができる」と給食部部長の両角さん、地区社協会長味沢さんがお話ししてくださいました。
メニュー
- ピラフ風炊き込みご飯
- エビフライ
- 鶏の唐揚げ
- ポテサラチーズ焼き
- 寒天ゼリー
- 胡麻和え
- いちご
- 焼き菓子
スクリーンリーダー向け写真原稿
あっという間に一年が過ぎ、本年も残りわずかとなりました。
先月の雪には驚かされ、1月並みの寒さが続くかと思えば、
11月の陽気になったりと、体が追いつかない感じです。
この一年皆様にはどんな一年であったでしょうか。
先日恒例の今年の漢字が「金」だと発表されました。
夏、日本選手の活躍に、夜中のテレビの前で夢中になりました。
体操日本の復活には本当に感動しましたし、吉田選手の涙のインタビューには
思わずテレビに向かって「そんなことないよ。よくやった。」と話しかけていました。
長野県の今年の漢字は、「真」かな?そう真田丸の真です。
やはり地元が舞台だけあってローカル版のニュースなどでも多く取り上げられ、新聞でも
関連記事を多く目にしました。
全国的にも関連番組が例年より多かったと思うのは、きのせいでしょうか。
さて、皆さんのこの一年は、漢字で表すと何でしょうか。
今年も残すところ、二週間となりました。何かとけぜわしい日が続きますが、ご自愛いただき
お健やかに良い年をお迎えください。
次回は、平成29年6月19日月曜日です。
新屋敷社協給食部